資本性ローンの種類
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資本性ローンには、種類があり、それぞれ利率が異なります。
どれが適用されるは交渉が影響しますので一概には申し上げられませんが、利率はそれぞれその期の会社の業績によって異なります。
赤字の時は大幅に利率が低下します(カッコ書きは実質的に赤字だった期の利率)。
業績によって利率が変動する点が出資に対する配当に似ているので「資本性ローン」という名称を用いています。
種類 | 限度額 | 5年1ヶ月(期間別利率) | 7年(期間別利率) | 10年(期間別利率) | 15年(期間別利率) |
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新企業育成貸付・企業活力強化貸付※1 | 3億円 | 2.70-4.00 (0.45) | 3.15-4.65 (0.45) | 3.40-5.00 (0.45) | 3.75-5.45 (0.45) |
企業再生貸付※2 | 3億円 | 3.15-5.30 (0.45) | 3.25-5.40 (0.45) | 3.40-5.00 (0.45) | 3.35-5.50 (0.45) |
新型コロナ対策挑戦支援資本強化特別貸付※3 | 10億円 | 2.60 (0.5) | 2.60 (0.5) | 2.60 (0.5) | 2.70 (0.5) |
今年のお客様の資金調達は必ずと言っていいほど資本性ローンが絡みました。
この傾向は当面続くと予想されます。
資金調達は競争です。
他社も資金調達に殺到しています。
であるからこそ生き残りをかけて、他社とは違う説明力ある資料を示すことが銀行担当者にとって優れた会社と映り、円滑に資金調達ができるようになるのです。
そして十分な資金を確保しなければ社長様は営業や新分野開拓に集中ができません。